世界初のバブル崩壊

「バブル崩壊」は、あれからはや20年近くが過ぎ、今や過去の記憶になりつつ
ありますね。日本は90年代初めのいわゆる「バブル崩壊」、その後の「ITバブ
ル」と2度のバブル崩壊を経験しています。

バブルとは、本来の価値以上に値段がつりあがった状態を指しますが、バブル
崩壊は日本が世界で最初なのでしょうか。調べてみると、世界初のバブル崩壊
は17世紀にオランダで起こった「チューリップ・バブル」だったようです。

当時のオランダは、周辺のヨーロッパ諸国の中でもとりわけ景気がよく、富が
オランダに集中していたそうです。そんな中、チューリップが大変なブームとなり、
人気の急激な上昇で需要に供給が追いつかず、値段が上がっていきました。

投機家たちはこれに目をつけ、球根の売買で大もうけをしました。これが一般
市民にまで広がり、わずかな内金でできる先物取引での球根の売買が活発に
なりました。しかし、最後はあまりの高騰でチューリップを買う人がいなくなり、
このバブルは崩壊したのだそうです。

住宅用火災警報器設置義務化

消防法及び市町村条例により、全ての住宅に火災警報器の設置が義務付け
られました。新築住宅は平成18年6月1日より、既存住宅は市町村条例により
ますが、東京都の場合は島しょ地域と東久留米市、稲城市を除く全域で平成
22年4月1日からとなります。

平成17年版消防白書によると、平成16年度の建物火災による死者のうち、
住宅火災が約9割、そのうち約6割は逃げ遅れによるもので、睡眠時間帯
(22時から6時)が4割以上。高齢化社会が進み、今後も増加すると予想され
ます。

火災警報器は寝室と、寝室のある階の階段には必ず設置しないといけないそ
うです。種類は多く、電源は電池式・配線式、形状は天井埋込型・壁埋込型・露
出型、感知方法は煙式・熱式、動作方式は単独型・連動型(いずれかが感知す
ると全てが動作するので火災の早期発見ができる)などがあります。
定期的に拭き掃除や作動確認、電池式なら電池の交換をして、いざという時に
備えましょう。

今まで当り前だったことが!?

これは世の中が現今の金融危機から脱出した後に訪れる、新しい状態を指す
言葉です。今まで当り前だったことがそうではなくなる、そういう新しい現実が
訪れるというわけです。米国の債権運用会社ピムコ社のCEOモハメド・エラリ
アン氏が提唱し広まりました。

これを身近な問題に置き換えてみると、例えば、車を持つのが当り前だった人
たちが、レンタカーに切り替えるようになれば、今度は車を所有しないのが普
通になります。『シンプル族の反乱』(三浦展著・KKベストセラーズ)によると、
機能もデザインも飽きの来ないシンプルなものを好み、基本的に物を買いたが
らない消費者が増えているそうですが、もし増え続けたら、それは社会や企業
にとっての「The New Normal」となるかもしれません。

日用品を中心に、1000円ジーンズに象徴される低価格化が進行しています。
それでもやりくりは限界、将来が不安という声は少なくありません。週末のドラ
イブを減らすといった小手先ではなく、もっと前提から見直す、そういう時代に
私たちは差し掛かっていると言えそうです。

食事のバランス

3食規則正しく、多くの種類の食品をとるようにとよく言われますが、思うように
いかないという方はいらっしゃいませんか。

他にも気をつけなければならないことはたくさんあります。色々な調理方法
(焼く、蒸す等)のものを食べる。脂質、塩分は控えめに、不足しがちなカルシウム、
鉄分は多めに。日々の生活に見合った食事量を心がける。そして適度な運動
などなど。しかし、食事バランスを意識し続けるのは大変ですし、具体的な量や
バランスは、その人の年齢などによって異なります。

農林水産省はホームページで、子供向け、中高年向けなど年代別にポイントを
まとめたガイドを発表しています。イラストで分かりやすく解説してあるので
印刷しておけば楽しみながら続けられるかもしれません。

1食1食を常に充実させるのは難しいですが、1日あるいはまずは数日単位で
バランスをとるようにすると取り組みやすいかもしれません。

●「食事バランスガイド」活用資料集(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/b_sizai/

紙幣の肖像画

守礼門の図柄の2千円札が発行されてから早いもので、今年でちょうど10年
になります。しかし、他の紙幣に比べて見かける機会があまり多くありませんね。

表面の図柄が守礼門となっており、人物の肖像でないのが2千円札の特徴です
が、他の紙幣には肖像画が用いられています。宗教上の理由で、偶像崇拝禁止
を厳密に守っている国など一部の国を除くと、紙幣に人物の肖像が用いられる
のは世界的な傾向のようです。

日本銀行によるとその理由には、大きく2つあるそうです。1つ目は「偽造防止」
です。私たちは、人の顔つきの微妙な違いや、わずかな表情の変化もしっかりと
認識できるなど、人の顔を見分けることに慣れています。そのため、紙幣の肖像
のわずかなずれや、微妙な陰影の違いにも違和感を持ち、偽造防止に繋がる
のだそうです。

2つ目は「人々に親近感を持ってもらうため」です。ちなみに、福沢諭吉、夏目
漱石、聖徳太子と、男性の肖像が多い中、紅一点の樋口一葉ですが、日本銀行
券の表面に女性の肖像が採用されたのは樋口一葉が初めてです。

食糧確保

最近、企業などによる発展途上国に対する大型農業投資をはじめ、食に関する
ニュースが目につきます。

経済成長著しい国々の需要急増による食料価格の高騰、中国やインド、中東諸
国による諸外国への活発な農業投資、国内の水不足から小麦の国内生産を削
減し、輸入に切り替えたサウジアラビア等々、食料自給率が低い日本にとっては
気をもむニュースが続きます。

世界の人口増加は爆発的で、これに地球温暖化が加わり、将来的な世界的食
糧危機が現実味を増していると言われています。
大規模な農業投資の裏には、たとえお金があっても十分な食料を確保できない
時代が到来するかもしれないという危機感があります。

身の回りでは近隣農家の産直ショップ、農業公園、家庭菜園や貸し農園などに
注目が集まり、小型耕運機などの商品も話題になっています。
遊休農地や耕作放棄地と野菜づくりをしたい市民をマッチングする新事業も生れ
ています。
ますます変化の度を増しそうな、国内外の「食」の動向から目が離せそうにありま
せん。

農業は花形産業

「貸し農園」や新鮮さや有機栽培などを売りにやや高めの値段にもかかわらず
人気を集める農産物の「直売所」、自作の作物を使った料理を出す「農家直営
レストラン」など、農業がにわかに脚光を浴びています。

農水省主導で各地に整備された「農業公園」は、太陽のもと土や農具に触れ、
農作業を体験したり、採れたて野菜のバーベキューが楽しめたりと人気のよう
です。

日本だけではありません。欧米では「ビル型農場」が話題です。米国では、高
層ビル型農場やピラミッド型農場が、スウェーデンでは、球体のビル型農場が、
UAEでは海水を利用するビル型農場が考案されています。都市部に立地可能
なため地産地消を促進できる点、気候や病害虫の影響をあまり受けず、安定
的な生産・供給が可能な点で期待されています。

まだの方は、ご近所で話題の「直売所」や「農業公園」に足を運ばれてみては
いかがでしょうか。新しい発見に出会えるかもしれませんよ。

価格破壊

1缶100円の「第3のビール」が出た時、120〜150円の清涼飲料水を高く
感じたという方は少なくないかもしれません。

しかし、その清涼飲料水も量販店に行くと500mlペットボトルが70〜90円台、
50〜60円台の缶コーヒーも見かけるようになりました。
さらに、PB商品などでは10〜30円台のコーラやお茶まであります。

清涼飲料水だけではありません。低価格が売りのお店では、100円の腕時計
をはじめ「よくこれがこの値段でできるな〜」と改めて感心してしまうものがたく
さんあり、「価格破壊ここに至る」といった状況です。

昨今の低価格化には、コストの安い海外での生産や流通の中抜き、人々の
倹約志向とそれに呼応した低価格競争など様々な要因が考えられます。
しかし、完全失業率の悪化が伝えられる中、安いのは助かるが、まわりまわ
って雇用環境や賃金に影響があるかもしれないと考えると複雑な心境だと
いう声も聞こえてきます。

ネットスーパー

日本経済新聞社が報じたところによると、昨年度、通信販売市場はコンビニ
エンスストア・百貨店を抜き全国売上高8兆円強となりました。そしてその内、
インターネット経由で注文する比率が7割以上に達したそうです。

そんな中「ネットスーパー」が静かに浸透しています。「ネットスーパー」は、生
鮮食料品を購入できるほか、お米や飲み物などの重いものを運ばなくて済む
こと、都市部を中心とする車離れ、高齢化や女性の社会参加の増加などもあり、
会員数を増やしているようです。

通常のインターネット通販と違い、店頭にある商品が届くのが特徴です。最寄
りのスーパーで、専門の担当者が店頭の商品からピックアップして、配送しま
す。即日または翌日届くのも便利なところです。広告の品や日替わり商品を選
べるスーパーもあり、家にいながらいつものお店で買い物できるケースもあり
ます。配送料がかかるのと、配送エリアが限られるのが難点ですが、購入金額
によっては配送料が無料・割引になるスーパーもあり、配送可能地域も拡大し
ているようです。

新たな経済指標:GNT

経済指標の代表格といえば「GNP(国民総生産)」と「GDP(国内総生産)」
でしょうか。これらはご存じの方が多いと思いますが、ところで「GNT」という
言葉はご存じでしょうか。これは「Gross National Trash」の略で、アメリカ環境
保護庁が1992年に発表しました。日本語に訳すと「国民総ゴミ量」となります。

GNPやGDPが、その国で生産された商品やサービスの付加価値の量を表す
一方、GNTはその国が排出した廃棄物の量を表します。

GNTを用いて国の廃棄物量を定量的に示し、人々の目、世界の目をこれに
向けるようにすることにより、経済活動で人々が商品を生産したり消費したり
する一方で、どれだけの廃棄物が生み出されたのか、その国の経済活動を、
表(GNPやGDP等)と裏の両面から立体的に見ることができるというわけです。

GNTにより、廃棄物にスポットライトを当てることで、廃棄物の減少や再生
・再利用へ、そして地球環境の保護と持続可能な社会の実現へ向けた取り
組みが加速されることが期待されています。

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